ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)をメインとする愛玩用爬虫類のブリーダー事業
その他、ヤモリ類、トカゲ類、カメ類なども取り扱い中
第一種動物取扱業
販売
第21134号
保管
第22058号
ペットを飼うこと、それは人間にとって多くの喜びを与えると共に学びを得ることもできます。中でも、爬虫類は鳴き声や臭いといったペット特有の問題が少ないこともあり、都市部での需要を中心に国内でも着実に定着してきています。しかしながら、ペットの飼育をめぐってはいくつか課題もあり、爬虫類のようないわゆる“エキゾチックアニマルのペット利用”については「外来生物化」「感染症」「動物福祉」「希少種」「違法取引」という5つの課題が言われています。
現在の日本では、販売される爬虫類の多くが輸入された野生個体(WC:Wild Caught)です。このため、残念ながら希少種を含む原産地での乱獲、規制をさけた違法取引も報告されています。また、野生個体は飼育が難しいものが多く、日本の環境になじめず短命に終わることもあります。更に、保菌する感染症にも憂慮しないといけません。
一方、国内で累代飼育された繁殖個体(CB:Captive Bred)は、人や飼育環境に慣れており、感染症などについても対処されているため、飼育が容易とされています。また、繁殖個体(CB)の飼育と普及は野生個体への負担軽減につながります。
弊社では、この繁殖個体(CB)に特化することで、爬虫類というエキゾチックアニマルをサスティナブルに楽しんでいただけるよう貢献しています。
弊社は年間1,000個体以上(2022年実績値)のヒョウモントカゲモドキを繁殖、販売しており、これは国内ブリーダーの中では最大級です。ヒョウモントカゲモドキは流通するほぼすべての個体がCBであることが知られており、数ある爬虫類の中でもペット飼育に向いた種として知られています。しかしながら、本種は流通するものの多くが海外から輸入されたものです。弊社では自社生産・国内繁殖のヒョウモントカゲモドキ普及に力を入れています。
担当者の経験と感覚に加えITを積極活用することで、動物福祉に配慮した飼育や繁殖を実施しています。具体的には、種類や生態に応じた温度と湿度へ適切にコントロールされた室内で、1個体ずつ床面積の広い個室の中で適度な水分や餌を与えながら丁寧に飼育しています。当然と言われればその通りですが、これにより状態の良い個体を安定的に供給しています。なお、弊社のヒョウモントカゲモドキは1シーズンに産む卵の数が多く、これは快適な生活環境が維持されていることの証です。
なお、責任者の中川は専門書の執筆も手掛けるプロフェッショナルです。
弊社では、繁殖させた爬虫類などを「豹紋堂」というブランドで販売しており、主に全国各地の販売店様へ卸しています。また、全国各地で行われる販売イベントにも出店しており、そこでは個人の愛好家の方にも直接販売しています。豹紋堂のサイトはこちらです。
また、多くの方に爬虫類の飼育を楽しんでいただけるよう、四国唯一の販売イベント「四国ブリーダーズストリート(通称SBS)」を主催しています。
更に、四国で唯一の大型展示即売イベントである「四国ブリーダーズストリート(通称SBS)」を毎年2回主催し、弊社も出展しています。このイベントは繁殖個体(CB)のみを扱うことが定められています。輸入された野生個体(WC)を扱うイベントに比べると、バリエーションは劣るかもしれませんが、優良な出展者を揃えており、毎回多く方に来場いただいています。
詳しくは四国ブリーダーズストリートの特設サイトをご覧ください。
また、2023年冬より、ヒョウモントカゲモドキの正しい飼育知識普及や愛好家の交流の場としてLeopard Gecko Festivalを立ち上げました。詳しくは特設サイトをご覧ください。